DellのInspiron14zの狙いとその価値とは? [Dell (デル)]
Dellブランドマネージャーによるお話を伺ってきました
先日Dellのブランドマネージャの方のお話を伺う機会があったので、
その時のお話を。
丁度デルのウルトラブック第2弾であるInspiron14zが出たばかりだったので、
Inspiron14zの話が中心でした。
Inpriron14zの狙いや特徴について詳細を聴くことができた上、
実機に触ることもできたので、写真も併せて紹介しますね。
Inspiron14zの位置づけ
まずはInspiron14Zの位置付けについて。
上のスライドの通り、一般的なノートPCの対極にあるのがこれまでのウルトラブックです。
他社のultrabook含め、XPS13などのこれまでのウルトラブックは
「薄く、軽量」ありきで、そのために他の部分が削ぎ落とされていました。
そのため、家や会社で主に使いたいという人や
パソコンは1台しか持たないという人にとっては敷居が高いものでした。
これまでのウルトラブックはメインのパソコンを既に持っており、
さらに、頻繁に持ち運ぶ場合のための、サブのPCとして
必要最低限の機能で使うという人が主なターゲットでした。
しかしノートPCを利用する場合、家庭や会社での利用が主で、
ほぼ外に持ち出さない場合であっても、家の中や会社の中で
ノートPCを持ち運ぶことは普通にありますから、
軽くて薄い方がいいに越したことはありません。
そこで、これまでのultrabookに、一般的なノートPC(メインストリームノートPC)の
要素(DVDドライブなど)を取り入れたのが今回のInspiron14Zです。
Inspironウルトラブックの価値とは?
Inspironをウルトラブックにすることのメリットは?
これまで大衆的な仕様、値段で攻めてきたInspironブランドですが、
ここにウルトラブックを投入したメリットはなんでしょうか。
実は僕のメインマシンはここ何年もInspironなんです。
もう5年ほど使ってるので、バッテリなど完全にヘタってしまってますが。。
これを機にメインマシンもultrabookにしようかな・・・。
上記のスライドにある4点が挙げられましたが、
デルのブランドマネージャの方がおっしゃっていたのが、
特に②にある「インテル スマート レスポンス テクノロジ」です。
- インテル スマートレスポンステクノロジ とは
- 頭文字を取ってISRT(アイ・エス・アール・ティー)とも呼ばれます。
端的に言えば、SSDにて高速起動やスリープからの高速復帰を実現しつつ、
HDDも持つことで、記憶容量も確保するという、SSDとHDDのいいとこ取りです。 - HDDとSSDの両方を搭載し、HDDの大容量とSSDの速さの両方を兼ね備える
つまり、SSDとHHDを両方搭載しているんです。
SSD(ソリッドステートドライブ)がHDD(ハードディスクドライブ)より
高速だということは以前こちらの記事で紹介しました。
起動時や頻繁に使うデータはSSDに保存することで、素早くアクセスできるようにしつつ、
使用頻度の低いデータはHDDに保存して、記憶容量を確保しているんですね。
つまり、SSDは必要最低限の容量のみなんです。
SSDはHDDに比べて、まだ非常に高価です。
そのためこの手法はほんの少しのコストで、
ultrabookのスピードを手に入れ、さらにこれまでのノートPCのように
大容量の記憶容量を確保できるわけです。
正にメインストリームPCとして求めらることを
低コストで実現できる理想的な仕組みなんです。
わずか1秒でのスリープからの復帰!
重量は1.87㎏ありますが、屋内の移動であれば、全く負担のない重量。
Dell製品は選択肢が豊富なのも大きな特徴
グラフィックにRadeonを選択できるなんて他にはないですね。
しかもフルスペックでもこの値段。。コストパフォーマンスは相当高いです。
背面のポートがないため、コードの取り回しや机の奥行きを気にせずに使える
HPのENVY4-1000との比較
ファイアレッドも近日発売
こういう細かい部分の無償対応は大手他社も見習っていただきたいものです
私は知り合いにプログラマの方や外国人の方がいるのですが、
英語OS・英語キーボードのPCは日本で買えないかと聞かれたことが少なからずあります。
Insprion 14z
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